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ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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桃太郎は洗濯に出かけると、大抵暇でした。
コルゥフボゥウル拾のほうが男の仕事・力仕事というだけあって、なんとなく川よりも覇気があったが、ここはおばぁさんの最近の生活習慣や、ネイティヴレッスンのためにもしばらくはここにいようと決めた桃太郎は、力仕事は往復の洗濯物運びと、洗濯を行い、あまり洗濯に精を出すとおばぁさんが生きがいを失ったようなとても物悲しい顔面に到達するので、程ほどにしては、若干川上、決しておばぁさんの発生が聞き取れないようなところまでは離れずに、魚とりをしていました。 おばぁさんに、直接英語・英会話を教わりたい桃太郎でしたが、おばぁさんと生活を共にし始めた頃から、おばぁさんは自分の技術を人に盗まれるのを非常に嫌う性質であることを子供ながらに感づいていました。川の洗濯でも同様に桃太郎の洗濯さばきがようよう桃太郎の板に付きそうな頃になると、あの、生きがいを失ったような顔面を披露される訳で桃太郎は別に辞めろと言われる訳でもないけれど、手を止めるということがこれまでにもたびたびありました。おばぁさんの顔面たるやそれはもう、高校三年間ずっと数学に没頭したにも関わらず突然文系大学に行きたくなってしまった学生のようでもあり、悪気がないのに順番を間違えてオナーを務めてしまったゴルファーのようでもあり、テキヤのたこ焼き屋さんの焼いている最中のたこ焼きに汗が落ちているのを目撃したようでもあり、その隣のカキ氷屋のおっさんが去年はたこ焼き屋であったことを思い出したかのように、どこを探しても切符がないので駅員に紛失したことを告知使用としたときにポケットにあったり、何回拭いても拭き取れない便処理が、真夏の昼であるように、高校野球のチアガールたちがカメラが近づいてきたのでいつもより倍張り切って応援したにもかかわらず歌詞間違えたまさにその瞬間に披露される顔面のようでした。 料理を手伝う時にもそういったなんとも凝視できない顔面を披露されたり、桃太郎が風呂を沸かした時、まぐれにも絶妙に湯加減がいい時でもあの顔面が目に飛び込んでくるのでした。なのでそんな相手に正面から英語を教えてくださいなんて懇願するなどという行為は、ニューハーフにナンパするほど厭でした。 桃太郎はおばぁさん近辺でおばぁさんと向こう婆の会話を盗み聞きすることに決めました。 PR ![]() ![]() |
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