耳鼻咽喉科

10年以上通ってなかった病院にまたお世話になるときが来た。
やだねー。
10年前の記憶というと、鼻の穴に2本づつ綿棒を突っ込まれ、しばらくして抜かれ、ワルサーＰ３８のような機械を鼻に向けられ、射撃される。
一番怖いのが、フック船長の手。
このフック船長の手が、うまい具合に鼻の中にどんどん入ってくる。
そして、フックの先端から塩水がじゃー。これがまた痛い。激痛。
アンド、注射。
これを１０年前に繰り返していた病院にまたいった。

懐かしい。何も変わっていない。
からめっちゃこわい。
先生の顔。怖い。お久しぶりです。
患者たちの顔。怖い。

注射待ちの変な緊張感が待合室に漂っているようだった。
緊張もピークに達したとき、ティッシュがないことに気がついた。
あーやばい。

普通にポケットにあった。

あーやばい。てんぱってる。

いざ治療すると、10年前に比べて、ものすごく治療時の痛みがない治療になっていた。
「え？こんなんでなおるの？もっといじめるんじゃないの?」
なんか、すごい物足りない気分。

今日、すごく久しぶりに口を閉じて目が覚めた。（鼻呼吸してるってことです。）

医学の進歩。おそるべーし。