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妄想を書く
ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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おばぁさんは、子供の為に桃を取りに山へ行きました。
おじいさんとこれから始まる一悶着のうっとうしさと、眼垂れのきつい子供からの開放感が順におばぁさんの中で渦巻いていました。 そして、川に沿って歩いていくと案外はやくに桃の木にたどり着きました。しかし、おばぁさんはその桃の木が川沿いから離れていたため、なんとなくいつも川上から流れてきている桃のおおもとの桃の木を見つけるのを若干楽しみにしていたのですが、川沿いとその発見した桃の木の距離からして、いつもの桃の木でないこと判断し少しだけがっかりしたのと、案外早くに桃の木が見つかったことで安心した気持ちが順におばぁさんの中で渦巻いていました。 「はぁ、さっそく桃をとろ」 と意気揚々桃の木まで歩いていき、全員の分3つと、道中で事故にあったときの保険分3つ計6つを家に持ち帰りました。 家に近づく頃にずっと尾行してくる小猿に気がつき3つほど桃を投げ与えました。 ようやく家に帰ると、子供がやっぱりいました。 「やっぱりいたのかい。さぁももだよ」 と、1つ桃をやると、一口目は5分ほどかけてゆっくり食べると、急にエンジンがかかったように、桃2つをあっという間に食べてしまいました。 残りの桃は後一つ。 でもおばぁさんは最後の桃だけはどうしてもこれから犬失踪の事実を知ってしまうおじいさんのなぐさめアイテムの一つにどうしてもおいておきたかったので子供にとられないように畳の下の床倉庫に入れようとしたのですが、おばぁさんは桃ではなく子供を床倉庫に閉じ込めました。 これで、家の中はいつもどおりおじいさんを迎えることが出来ます。おばぁさんはあとは子犬の失踪をいかに温和におじいさんに伝えられるかで頭がいっぱいのところにウンコまみれのおじいさんが帰ってきました。 PR |
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