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妄想を書く
ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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おばぁさんはただただ驚いていました。
しかし、いつもはもっと頼りなくこうなんというか向こう婆が言ってた外国の子供の遊ぶ乗り物ロンドンブランコのようにゆらりゆらりとたよりなく流れてくる桃があんなにまで取り乱すように、あぁも激しく川をざばざばとさせながら流れてきているものが桃じゃないのではと目を凝らしてよくみてみると、桃は確かに流れてきているのを確認できたのですが、その桃には「マルハン電動船外モーター2000cc 忍者」を装備したような桃はまさに1号艇モンキーターンで最後の直線走路をぶっ飛ばしているような具合。 そのモーターボート風桃流がさらにおばぁさんの元に近づくとその桃は別段モーターをつけているのではなく、人間。桃に追従して、小柄な人間が手足ばたつかせながら泳いできているのでした。 おばぁさんは泳いでいるのはもしや、今日のような川の以上現象があるようなときに限って洗濯を休んでいる向こう婆ではあるまいかとおもったのはおよそ3秒間だけで、ザバザバの見ているとそれがわたしと肩を並べる程老化した向こう婆推定よぼよぼが、あんなふうに躍動的なクロウリングバタフライはすまいと判断。 おばぁさんは桃を追っかけている奴の正体は、相当お腹を空かした乞食も乞食が、最後の力を振り絞って死に物狂いで桃流中の桃を手に入れ、普通より冷えた桃を食べたいなと思いたってとった行動ということで決着を付けて、いつも以上に強く、桃がわたしの手元に届きますように、乞食に取られず私のお口におさまりますようにと願いました。 いよいよおばぁさんがいつも桃をつかみとるあたりまでおよそ10メートルといったところにさしかかった頃でしょうか。おばぁさんの耳に桃流の後を追うモーターあたりから「たすけて」という声が聞こえました。 ![]() ![]() |
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