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なくなるまで、尽きるまでつづるブログです。 無駄な文章で無駄な時間を過ごし、ほかの時間を有効に使ってください。 カテゴリーよりジャンルを選択しお楽しみください。 妄想を書く ジャッポンのお仕事 つじつま桃太郎
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陰に潜むジャっポンの秘密職業シリーズ「ジャっポンの仕事」


冠婚葬祭や運動会、行事ごとのときにその場一体の天候を、晴れだろうが、雨だろうが一瞬にしていい曇り具合にしてくれる人。その仕事内容とは一体どんなものだろうか。

そしてその「曇らせ屋」の役割の実態に挑む。なぜ晴れさせてくれないのか?

三重県は湯の山周辺の管轄でおられる曇らせ屋「三重 時々晴(みえ ときはる)」氏にインタビューを試みました。

三重さん:
「ね?くもってるでしょ!」

私:
「これもやっぱり三重さんの仕業なんですか?」

三重さん:
「仕業じゃないですよ。。。仕事です。」

私:
「大変失礼いたしました。
ところで三重さん曇らせ屋というのは主にどんな時にご活躍されるんですか?」

三重さん:
「えぇ。まぁ、むやみやたら雲っておるわけではなくてね。まぁ例を挙げると、この地域で、結婚式がありますよね。そんな時にオファーがくるんで曇らせるんです。」

私:
「あの、、、それ晴れさせてあげたほうがいいんじゃないですかねぇ。。。」

三重さん:
「いやそれは無理です。曇らせ屋はじゃっぽんに実はたくさんいるんですが、雨屋と晴屋は一人もいません。」

私:
「そうなんですか?なんか曇らせ屋がおられるので、天気なんて自由自在なんじゃないかなぁなんて。。。思っちゃったりしたんですが。。。なんで晴屋と雨屋はいないんですか?」

三重さん:
「人間にそんなことできないんですよ。まぁ私が言っても全然説得力ないですけどね。曇らせることだけ出来るんです。訓練さえすればなんですが。それを知っているか知っていないかっていうだけのことです。まぁ1ヶ月ぐらいあればあなたもなれますよ!」

私:
「訓練すれば誰でも出来るんですかぁ。それはでもちょっと難しかったりするんじゃないですか?」

三重さん:
「こんなの誰だって出来ますよ。でも知った以上はこの仕事やらなきゃだめですよ。人生棒にふってもいいんですか?」

私:
「え?三重さん、人生棒にふったんですか?」

三重さん:
「いや、そういうわけじゃないけど転職できないし、誰にもこの仕事やってるっていえないから世間ではフリーターを名乗るんです。」

私:
「フリーターというかどうかは自由ですよね」


三重さんは常に顔色を曇らせていたので、これ以上お話できない空気になってしまいました。
インタビュー後、外は快晴でした。
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