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ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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翌朝、いつもの芝刈り道具をもって山へ出かけたおじいさんは、おばあさんになんだか申し訳ない感じを引きずりながら顔を隠すように山へ向かいました。
なぜなら今日の夕方には、なんとしてでも子犬を家につれて帰って、おばぁさんに犬を飼ってもいいか、半ば強引強制的に説得するつもりであるので、いつもどおりの様子では出かけられませんでした。 そのぎこちなさというもの、おばぁさんに察知されたかどうかは分からんけど、朝飯を食べながら、おじいさんはこめかみと首筋の脈の打ち方で血圧がばっこんばっこん上がっているのが判ってしまうほど同様。どっくんどっくん脈打つのが判ってしまうぐらいなのであれば逆に、深呼吸、腹式呼吸、柔軟体操なんかを駆使して手動で血圧下げられるんじゃないかとおじいさんは興奮気味なのか冷静なのかよくわからん状態で思った挙句、深呼吸を実施。 しかしおじいさんは深呼吸のまっ最中自分の胸の辺りや腹を見ながら「うぉ!」と冷や汗が出たのは、おばぁさんにこの様子がばれてしまうのではということに気が付いたので、深呼吸なんだかただの呼吸なんだか、息を吸いすぎて、吐きすぎたおじいさんはより血圧が上がるような気がして、深呼吸うんぬんあほくさくなってきてしまい、「今日なんかあれだね」とおばぁさんがあいづちに困るようなセリフでその様子をごまかし、深呼吸は回数がやたら多すぎるただの「ため息」に変わり、仕舞いには脂汗びっしょりで「行ってきます」といった声はいつもの「ただいま」のトーンと同じぐらいに疲れた声での出発となりました。 PR ![]() ![]() |
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