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妄想を書く
ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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おじいさんは、桃を一日一つづつもぎとって川へ流していました。
おばぁさんの元へ届けおばぁさんの元へ届けそしておいしいおいしいと食べていておくれ。んで帰ってその桃が流れてくる出来事を俺に伝えておくれ。そしてその時におばぁさんオンリーの脳みその、みそ力でこの桃の出来事がおじいさんの素敵な仕業であることを薄々感ずいておくれ。そうすれば、おばぁさんと俺の仲は完全に復縁復活する。なぜなら、おばぁさんの身に起こっている嬉しき出来事桃流は自然現象でなんてなくて、俺がおばぁさんの事を想って行っている行為であり、なおもそのIDEAが斬新かつサプライズであること。そんなことが俺とおばぁさんの間で赤々しく暖かに共有できる。「あなた実はね・・・」「やっと気づいてくれたかい?」「やっぱりあなただったの ぽっ」「そうだよ。とても斬新でサプライズだろ」「すてきぃですわおじいさま」「ふんまか?ふんまにそう思とるんか」「はいあなたこれからも仲良くしましょうね」 あぁはやくそうなりたいおれは。 しかし桃流9日目。未だにおばぁさんの口から洗濯場の一大イベントであろう桃流タイムの話が聞き出せない。かといって全然おばぁさんと言葉を交わしていないわけでもなし、仲良くもなく悪くもないニュートラルデイズを送っている。それにしても、おばぁさんが言い出した洗濯場の向こう婆の話の時は慄然、さぶいぼが噴出した。桃流開始以降の会話でもっとも洗濯場での出来事に接近した内容だったからである。しかしその内容たるや向こう婆は「うん」と「ふーん」で会話が成り立つという話であっただけで、奇しくも桃流の話にはならなかった。何でだろう。もしかして、おばぁさんのところに桃が届かずに桃流路の過程に問題があるかもしれん。しかしそれにしても9日間のおばぁさんの様子は明らかに穏やかであるしあれは桃効果であるに違いない。9日間ともなれば嬉き桃流であろうと怪しいだろう。奇怪怪奇現象である。少なからず俺には話すだろう。 勿論、奇怪怪奇現象だなどとおばぁさんに思われてしまばこの作戦は大失敗である。この作戦の重要ポイントはおばぁさんの身に起こる桃流という嬉しい出来事はおじぃのIDEAとおばぁさん自身で悟る事にある。しかし、ここまで桃流し続けるとかえって逆効果だろうか。。。本当に9日間もおばぁさんはおいしく桃を食べてくれたんだろうか。どうも確かめたくなってきた。確かめたくなってきたリミットが近づいてきた。しかしそれは物理的に不可能。「桃流時間」引くことの「俺洗濯場到着時間」は完全に負である。桃流の速さに追いつけない。川の流れのようにはいかない。あぁどうしよう。どうしよう。兎に角、この桃は是非。おばぁさんの心を打ってくれますように。。。 おじいさんの不安は募る一方でした。 その不安とは裏腹、おばぁさんが食した桃の数は合計9個。十割打者の十割選手でした。完全に桃をものにしていたのです。 PR ![]() ![]() |
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