なくなるまで、尽きるまでつづるブログです。
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妄想を書く
ジャッポンのお仕事
つじつま桃太郎
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おばぁさん側からしてみれば桃流現象は、神様の褒美のようなものでした。
毎日、毎日、洗濯場へ出かけては、同僚のような向こう婆の話をうんふぅんうんふぅんちくわヒヤリングし、また家に帰る。飯を拵える。寝る。朝飯と昼弁当を拵える。川に洗濯へ行く。うんふぅん。洗濯。家。の繰り返し。 そんなループの生活に少しだけ新しい兆しを与えてくれたのが、この毎日の桃。毎日桃が流れてくる現象をさすがのおばぁさんも怪しく想い、5日目に桃を手にしたときはしばらく川の上流を眺めては、自然な現象なのか。仕組まれているのか。毒入りなのか。それでも旨い。旨い桃を食べるなら、毒が入って死んでも別にかまわん私はちょっと長生きしすぎた、などと適当に桃のことはおばぁさんのなかで片付いていました。おじいさんが思っているほど巨大な妄想からすれば、微々たるも微々。おばぁさんはただ、をおいしく頂いていましたとさ。じゃぶじゃぶ。 おじいさんは、新しい作戦を練っていました。しかしおじいさんの考えている作戦というものそのものが、意味をなすものなのか全く解らないでいました。おばぁさんが桃を食べているかどうかも不確かであるし、桃が発見されているどうかもわからない桃。おじいさんは胸に桃ぐらいのサイズのもじもじしたものがあって、ちょっと突っつくともじもじの表面がざわざわしだし、「はぁー」と呼吸を落ち着かせてはまたもじもじという状態が続いていました。 PR ![]() ![]() |
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